高く売るということ
- @39JAPAN
- 6月27日
- 読了時間: 3分
更新日:7月4日
こんにちは。
今日も暑いですね。私たちサンクジャパンが行っている事業の柱は建設業です。
建設業にとってここ最近本当に頭を悩ませているのが夏の暑さ問題です。
練習中は水を飲むな!と言われていた私の子供時代が嘘みたいに思えますが、どれだけ水分を取っても、塩分をとっても、誰にでも危険は伴います。
昨日、安全の勉強会でもお話がありましたが、「とにかく1人で動かない事!1人にさせない事!」
これが今私たちにできる最善の方法だと思います。
何か異変があったらすぐ気がついてあげられる環境をどう作るか?サンクジャパンとしても徹底して考えていこうと思います。
さて、昨日は東邦レオさんの安全大会に参加させていただきました。
安全について、しっかり時間をとって考える事。本当に大切だなと改めて思いました。
その後、懇親会があり、東邦レオさんの吉川社長と席が隣だったので、短い時間でしたがかなり突っ込んだ質問をさせていただきました。
その中のエピソードを一つ。
吉川社長は、ものを高く売るのが好きだとおっしゃっておりました。もちろん、私だって好きです。
でも、私が考えていた角度と全然違う考え方だったので驚きました。
私はこう考えていました。
ペットボトルのお水は、スーパーで購入すれば70円くらいで手に入るでしょう。
ディズニーランドで購入すれば350円くらいでしょうか。
仮に、砂漠で購入すれば5,000円くらいでも買う人はいるでしょう。
ものの価値は同じでも、環境を変えれば価値は上がる。
なので、いかに価値のあるところでポジショニングするかが大事だと考えておりました。
これもモノを高く売るやり方です。

吉川社長はそうではなく、こうやって高く売るのが好きなのだと。
話はいたって単純明快。
70円のペットボトルを700円や1,000円で環境を変えずに売りたいと。
要は、誰から買うか?が全て。
スーパーで買うか?吉川さんから買うか。
では、同じものが何故高く売れるのか?
その付加価値は人でしかない。人間力でしかないというお話でした。
これを全社的に行い、どんどん属人的な組織にしていく。そうやって会社の利益率を向上させていくのだと仰っておりました。
そうなると必然的に、その価値を理解してくれる、お金を持っている会社や人に客層を変えていかないと無理ですよね。
やはり客層戦略は事業の要ですね。
一般的な組織論では、仕事を属人化させず、誰がやっても出来るように「仕組み化」することを推奨することが多いので、なかなか衝撃的な内容です。サンクジャパンに置き換えて考えるとどうなるのか?昨夜から考えております。そんなに簡単にまとまりませんが、新しい発想なのでとても面白いですね。
みなさん、シミズから1,000円のお水買いますか?
もちろん、付加価値たっぷりと付けますよ!
それではみなさん!
ごきげんな毎日を!
そして、楽しい景色をデザインしましょう。
シミズキミヒコ
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