39デニムプロジェクトスタートから3カ月が経過
2020年9月から尾道デニムをユニフォームとして穿き込みをスタートした『39デニムプロジェクト』も3カ月が経過、業務内容の違い、着用・洗濯頻度などによって個人個人の色落ちにも差が出てきました。
女性スタッフの間でも色落ちに差が出ており、設計者として現場に行く機会が多いメンバー(左から2番目)は、内勤中心の他のメンバーよりも色落ちが進んでます。
39ジャパンのデニムプロジェクトについてはこちらから
デニムの色落ち具合
こちらのデニムは、基本的に出勤時は毎日穿き(月間約25日)、5~6回着用で1回洗濯したものです。
また、色をなるべく落としたくないので、漂白剤、蛍光剤の入っていない中性洗剤で他のデニムと一緒に裏返し洗いの上、日陰干しで乾燥しています。
出勤時の業務は、現場での仕事(内装工事の現場管理が中心)と内勤が半々ぐらいで、現場に入ると膝をついたり、木材、石膏ボードなどの資材を運ぶ作業が多く、太腿や膝のあたりは汚れやすい感じです。
内勤の時も、各現場から持ち帰る廃材、ゴミの積み下ろしや倉庫整理などもあり、立ったり座ったりと比較的動きは多いほうですね。
股の部分の「ヒゲ」と呼ばれるアタリも出できています。
プロジェクトスタート時との比較
こちらは、新しく入ったスタッフ用に追加購入し、12月中旬から穿き始めたばかりのデニム(4~5回着用、洗濯なし)と並べてみた写真です。
こうして比較してみると、3カ月穿いただけでも、全体的な色落ちや股の部分、バックポケット、膝の裏などにアタリも出ることで、立体感のあるデニムに育っていることが分かります。
現場でのスナップショット
こちらのデニムは、塗装やリペアを中心とした作業をしている職人のものですが、現場では立ったり座ったりの作業も多く、特に膝のアタリは強く出てます。
塗料が着いてるところも職人っぽいですね。
個人的な意見ですが、今のところ一番いい感じに育ってきている感じがします。
こちらのデニムは、外装仕上げ工事を中心に現場管理をしているスタッフのものですが、左足の太腿部分には、オイルステインという塗料がべったりと付いています。
まあ、これも一生懸命に現場管理をしている証ですね。
もちろんカッコいい尾道デニム(※)を作業着として穿いている満足感はあるのですが、何よりも穿き心地の良さ、ガシガシ穿ける耐久性、穿くことで味わいの増す経年変化に改めて魅力を感じています。
個人個人のデニムが育っていく過程を日々見れることも楽しいですね。
これから穿き込んでいくことで、色落ちやアタリにさらなる味わいが出てくる様子については、定期的に発信していきます!
(※)ONOMICHI DENIM PROJECT
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