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建築と家具のマリアージュ

更新日:11月29日

こんにちは。

今日は建築と家具について、思うところを書いていこうと思います。


その前に。

先日、長く海外で働いている仲間が日本に出張で戻る機会があり、久しぶりに2人で食事をしました。

やはり長く日本を離れていると、本当のお寿司が食べたいらしく、今回はお寿司屋さんに伺いました。


予約したお店は、彼の義理のお兄さんが常連となっている、江戸前寿司とワインをペアリングで出してくれるお店でした。

その日の美味しいお魚に一番合うワインを、大将が選んでグラスに注いでくれる。

間違いないに決まっています!

とても満足な時間となりました。


さてさて。

私たちは建築デザイン事務所として、日々お客様とお打ち合わせを重ね、空間と日常が楽しくなるように設計し、施工をしております

本当は全ての現場において、建築にとどまらず家具まで提案して納めていきたいと思っております。


しかし現実は、お客様のご予算の問題が障壁となることが多く、テーブルや椅子まで納品することはまだまだ数は多

くありません。


そこで今回、家具の重要な要素の一つである椅子の見識を深めるため、11月14日から一泊で、39メンバー6人と岐阜にある杉山製作所さん( SUGIYAMA | Japanese Minimalist Solid Iron Furniture )と言う鉄家具のメーカーさんに、工場とショールームの見学に行ってまいりました。


サンクジャパンメンバーが杉山製作所のワークショップを行っている様子

こちらのメーカーさんは、元々は自動車などの金属部品を製作していましたが、10年ほど前から鉄を使った家具の製作に切り替え、とても素晴らしいプロダクトを世に送り続けています。

最近では数年続けて、家具の世界的な展示会であるミラノサローネにも出店したりしております。


杉山製作所の鉄家具。代表作の椅子の数々

以前にもこのブログでも書きましたが、やはり実際にデザイナーさんに会い、想いを伺い、職人さんの仕事を間近で拝見し、出来上がるまでの工程を見させていただくと、一気にそのメーカーさんへの理解と愛情が深まり、ファンになってしまいます。


私たちが設計施工した現場に一番理想的な家具を勧められるのは、間違いなく私たちサンクジャパン。

今までは、ご予算などの問題でなかなか家具のセレクトと納品まで至っておりませんでしたが、今後はお客様の限られた大切なご予算の中に、必要なものとして家具をしっかり予算組していきたいと思っております。


杉山製作所の看板

冒頭でお話ししたお寿司屋さんの大将と同じで、

その建築に一番合う家具をセレクトし、マリアージュできるのは私たちサンクジャパン。

その提案の中心にあるのが杉山製作所さんの鉄家具たち。


これから関わらせていただく現場に、素敵な家具が並ぶのを楽しみに、建築と家具の学びをもっと深めてまいります。


今回、貴重な経験をご案内してくださった

株式会社 杉山製作所

村上友計さん、佐野みちるさん、そして職人さんのみなさま、

誠にありがとうございました。

仕事でお返しいたします。


それではみなさん!

ごきげんな毎日を!

そして、楽しい景色をデザインしましょう


清水公彦

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