「仕事って楽しい!」を感じてもらいたい。新曽中学校の職業体験を「shitagoya」で受け入れました
中学生と一緒に「仕事を楽しむ」を体験した3日間

あなたにとって、仕事とはどんなものですか?
2026年9月7日(月)から9日(水)までの3日間、サンクジャパンでは「shitagoya」として戸田市立新曽中学校の2年生の職業体験を受け入れました。
飲食店での仕事を実際に体験してもらうことで、仕事の楽しさや、人に喜んでもらうことの嬉しさについて、一緒に考える3日間となりました。
中学生の職業体験を受け入れる際に私たちが大切にしているのは、「仕事の楽しさ」と、そこから生まれる「ありがとう」です。

飲食店の仕事というと、調理や接客といった姿をイメージするかもしれません。
でも実際には、掃除、皿洗い、仕込み、片付けなど、表には出ないたくさんの仕事があります。
その一つひとつの仕事の先にはお客様がいて、最終的な「おいしかった」「楽しかった」「ありがとう」へとつながっています。
今回の職業体験では、そんな「仕事の先にいる誰か」を意識しながら、実際の仕事に取り組んでもらいました。
【1日目】まずは「仕事」について考えるところから

まだ緊張している様子が伝わってくる1日目は、オリエンテーションからスタート。
事前に取り組んでもらった宿題について確認したあと、サンクジャパンがどんな会社なのかお話しました。
続いて考えてもらったのが、「仕事とは何か?」ということ。
ここでは、ある3人のレンガ職人の話を紹介しました。
同じようにレンガを積んでいても、
「ただレンガを積んでいる人」
「家族を養うために働いている人」
「この先に大聖堂を建てるというビジョンを持って働いている人」
では、その仕事に向き合う気持ちが大きく変わります。
仕事を「作業」で終わらせないために大切なことについて一緒に考えました。

仕事について考えたあとは、実際に飲食店の仕事体験がスタートです。
カレーをスパイスから仕込み、野菜を切るなど、料理の仕込みを体験しました。
また、「shitagoya」の広報活動として、Instagramに投稿する写真の撮影や文章づくりにも挑戦。
みんなの表情から、少しずつ緊張が溶けていく様子がうかがえました。
【2日目】お客様に喜んでもらう

実際にお店に立つ2日目は、コミュニケーションについて考えるところからスタートしました。
接客する側の心得として、「メラビアンの法則」などを題材に、相手にどう伝わるのかを考えました。
その後は、店内の清掃を行い、いよいよ、キッチンとホールでのサービス体験です。
オーダーを取る。
料理をつくる。
盛り付ける。
料理を運ぶ。
お客様に声をかける。
実際の飲食店と同じように、一連の仕事を体験してもらいました。
最初は少し緊張している様子も見られましたが、分からないことがあればすぐに質問し、一つずつ仕事を覚えてくれました。
【3日目】自分で考えて、自分から動く

最終日のオリエンテーションでは、「自分の好き」を知ることについて考えました。
同じものを見ても、視点が変われば受け取り方も変わります。
そこから、自分の「好き」を知ることや、チームで仕事をすることについて考えました。
その後は、前日に続いて店内清掃を行い、「きょう、中学生やってます。」の最後の営業へ。
この日の3人は、前日までとは大きく違う点がありました。
言われた仕事をするだけではなく、自分から仕事を見つけて動く姿が増えていったのです。
料理を提供したり、皿を洗ったり、周囲を見ながら「次に何をすればいいか」を考えたり。
3日間という短い期間でも、3人の変化がはっきりと見えた最終日でした。

最後は、3日間の振り返り。
「最初は緊張して動けなかったけど、自分から何ができるかを考えて、お皿を洗ったり、やることを見つけられるようになった」
「接客もやったけど、堅苦しくなく、その場の雰囲気に合わせて話し方を変えられた」
「1日目はやることを言われてからだったけど、自分から料理を提供しに行ったり、周りを見る力がついた」
自分たちができるようになったことや、仕事をする中で感じたことを振り返り、こんな感想が聞けました。
中学生たちに一番伝えたかったこと

今回の3日間を通して、中学生たちに「仕事は楽しい!」と感じてもらえたらいいなと思いながら一緒に仕事をしました。
実際に体験が始まると、皆さんが想像していた以上に積極的だったことがとても印象的です。
言われたことをやるだけではなく、自分から仕事を見つけたり、「こうしたらいいんじゃないか」と提案してくれたり、料理の盛り付けまで自分たちで考えてくれたりしました。
そうした主体的な行動がうまくいって、小さな成功体験を積むこと。それで少し自信がついたり、目の前の仕事が楽しくなったりするんだと思います。
今回の職業体験は、中学生の皆さんに何かを教えるだけの機会ではありませんでした。
私たち受け入れる側にとっても、「仕事の楽しさとは何なのか」「若い世代に仕事について何を伝えるべきなのか」を改めて考え、学ばせてもらう機会になりました。
これからもサンクジャパンは、戸田市で活動する企業として、地域の方々とのつながりを大切にしながら、子どもたちが「仕事って楽しい」と思えるような機会をつくっていきたいと考えています。


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