サンクジャパン株式会社 設計室より日々のことを書き綴ります。
このブログは「自分の好きなこととか書き溜めたら?」と
毎月行う会議中に突然決まりスタートすることとなりました。
当時、弊社では個人の「偏愛」について発表する機会がありまして、
そんなことも影響しているのでしょうか。
新しい表現の場として用意してもらったという認識でいます。
このブログではかなり個人的かつ異様な角度から切り込むかもしれません。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、読んでいただけるとうれしい限りです。
最初のテーマは「ものづくり」について書いていこうと思います。
つい先日のことですが、工場見学へ岐阜県関市に伺いました。
鉄家具をオリジナルで製作・販売し自社製作ならではの強みを生かして細かな特注対応まで引き受けてくれます。
そんな杉山製作所さんの椅子を最初に拝見したのは、リフォーム済み物件に住まいのお客様から1脚の椅子を設えてほしいというご要望をいただいたところからでした。
冒頭から「偏愛」とありましたが、わたしは社内ではわりと椅子に対して偏愛を持っているほうかなと感じています。
そんな中、ご要望は名作椅子とは少し趣の違うもの…
うん…意外と悩みました。
ちなみに木工経験者のわりに?金属の椅子がけっこう好きです。
あんまり関係ないかもしれませんが
杉山製作所さん、たいへん恥ずかしいのですが、最初はネットで検索して引っ掛かりました。
当時の感想です。
正直なところ、日本製でこの価格、写真からですが品質は良さそう。
疑心暗鬼です。安くないか?の印象です。
椅子の価格はピンキリ。
数千円から数百万円まで、座る動作は同じなのに価格の振れ幅が異常です。
ただ、高ければ質が良いということもありません。
しかし、杉山製作所さん価格が合ってないのでは?と今でも思います。
安い買い物かと言われればそうではないでしょう。
しかし、一生物として付き合うように長い目で見れば…そういう話です。
あくまでも個人的な見解です。
長々と失礼しました。
そして、工場見学を終えて
杉山製作所さんの製作の現場を拝見し、実際の製品と皆様の人柄に触れて、
純粋に良い商品だなと改めて感じました。
そんな杉山製作所さんの魅力、鉄家具の魅力とはなんでしょうか?
工場見学で感じたことなど踏まえて次回、お伝えします。
ものづくり[後編]に続く・・・
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