木造の戸建てのリノベーションについて
- @39JAPAN
- 18 時間前
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更新日:11 分前
こんにちは。
今日は珍しく(笑)住まいについて、文章を書いてみたいと思います。
そうそう、一応これが本業なんですよ!みなさん知ってます?
と言うことで、リノベーションについて最近の流れや情報を紹介します。
よく耳にする職人さん不足や材料の高騰、土地の値上がりや市場のインフレ。
いろいろな要素が絡み合い、全ての建築が値上がりしております。
都内の大きなマンションなどのプロジェクトなどは、掛かった原価をそのまま売値に反映すると売価が高くなりすぎて、建築自体がストップしている現場も出ているほどです。
みなさんの知るところでは、中野にある中野サンプラザ。
当初計画した予算より何倍にも実行予算が上がりすぎて、駅前のランドマークなのに工事がストップしております。
マクロ的に見ると、物価が上がり、地価も上がり、相対的には給与自体がそれに追いついていない。
都内のマンションの平均価格などは一億円を超えてしまっております。
この様な情勢の中では自然な行動動機として、中古を買ってリノベーションをする、または今のお家をリノベーションするというのが当たり前の流れとなりますよね。
そんな中、今年の4月から建築基準法という法律に大きな変更がありました。
「4号特例の廃止」
おいおい、シミズが急にそんな難しそうな事を言うなよ!はい。聞こえてきます。
はい、分かりやすく説明します。

ちょーざっくり言うと、今までは大幅に屋根を掛け替えたり、階段の位置を変えたり、柱の位置を変えたりしても、特段建築確認という申請を検査機関に出さなくても良かったのです。
それが、屋根や外壁、階段や柱などの主要構造物の過半(半分以上)をリノベーションする時は、建築確認を出さないと出来なくなってしまったのです。
さらにちょーざっくり言うと、好き勝手にやっていたリノベーションが、家を新築した時に作った図面と検査証が必ず手元になくてはならず、かつ過半をリノベーションする時は申請をしなくてはいけなくなってしまったのです。
要するに、大幅なリノベーションがかなりやりづらくなったと言う事です。
本日、戸田市で一番有名な地場ゼネコン様とグループ会社様にこの4号特例についての勉強会を開催させて頂いたのですが、その業界のプロの方でも分かりずらい内容なんです。
ですので、ご自身のお持ちである木造の戸建て住宅や相続した戸建て住宅、中古で購入する戸建て住宅をリノベーションする際には、計画を検討する最初に是非、建築士にご相談する事をオススメ致します。
あっ、サンクジャパンも一級建築士事務所なので何なりとご相談ください。
サンクの設計チームが丁寧にご説明いたします。
そうそう、お家を建てたら絶対に図面や検査証などを無くさないでくださいね。
この先お家を売却する際、価格にも必ず影響してきますので。
それではみなさん!
ごきげんな毎日を!
そして、楽しい景色をデザインしましょう。
シミズキミヒコ
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