ヒトとAI
- @39JAPAN
- 2 時間前
- 読了時間: 3分
おはようございます。
来たる5月25日(日曜日)10時~16時
戸田公園管理事務所×サンクジャパン プレゼンツ、「とだPARK FES.」を開催します。
今のところお天気が怪しくなって来ていますが、根っからの晴れ男!シミズが本気出して晴天に変えて見せます。
ぜひみなさま、飲食や販売、体験、アートなど盛りだくさんなので楽しみにしてください。
必ずごきげんなイベントになりますので足を運んでみてください!
さてさて、先日東京大学教授、池谷裕二先生による講義を受けて参りました。
お題は、「生成AIと脳」。
なんでも、生成AIと脳を両方研究している方は少ないらしく、非常に興味深い内容であっという間の1時間半の講義でした。
その中でとても印象的なお話があったので、ご紹介致します。
よく論じられる話の中で、記憶力や情報収集能力はヒトとAIどちらが優れているのか?
言わずもがな、AIに軍配は上がるでしょう。
もう勝てませんね。
象徴的な出来事としては、2016年囲碁のTOP棋士、韓国のイ・セドル9段とAI棋士alphaGOの5番勝負。
将棋やチェスはもうAIには敵わないが、囲碁は感覚的な要素が多い分まだまだヒトには敵わないというのが下馬評でした。
イ・セドル棋士も対戦前は自信満々の様子で、勝つのは私だと豪語していたようです。
ところが結果はAIの勝利。
試合後、涙を流して悔しがり、程なく引退までしてしまったようです。
実は、進化したAIは感覚的な要素も手に入れ、さらに強化学習も進んでおり、ヒトから習うと下手になるとの情報も。
AIはゼロからでも学ぶ力を手に入れたようです。
では、記憶力や情報収集、処理能力では劣っている私たちヒトは、どうやって付き合っていけばいいのでしょうか?

テレビや雑誌,本などで陰謀論のように語られるこのフレーズ。
「AIの台頭により、人の仕事の多くがなくなり、AIに使われる世の中になる」
ヒトならではの気遣い、気が利くこと、カウンセリングなど、相手の気持ちに寄り添うことを中心に考えていこう!
本当にそうでしょうか?
社会のコミュニケーションの中でよく言われるフレーズで、気遣いができるヒトになりなさい!や食事の際は相手のグラスに飲み物があるかどうか気にかけなさいとか。
改めて考えてみると、ヒトは気が利かない動物だからこそ、この言葉が存在しているし,できない人が多いから,いつも注意されることになる。
実は、AIに勝てるかも?と思っていたこのような繊細なことも、ヒトは苦手でAIの方が得意だと。
目の前の人のグラスに飲み物がなくなったら追加してくださいとAIに指令を出せば滞りなくやってのけてしまう。
では、今後ヒトはどう生きていけばいいのか?
先生がおっしゃっていたのは、
ヒトが苦手なことをAIに任せて,人間らしい行為に特化する。
AIが存在するからって、ヒトのすることがなくなるわけではない。
ヒトにはAIにできない能力がたくさんある。
で、つまるところなんなのよ!
具体的に教えてよ!
私はこう解釈しました。
「楽しんで生きる」
これに尽きると。
AIの振り見て我が振り直せ
そうです、いよいよ楽しいことを優先していい時代が来たのではないでしょうか!
瞬間的に情報収集して、適切な言葉で回答してくれるAI。
使わない手はないですね。
苦手なことはお任せして、人間らしい行為に特化する。
繰り返しますが、楽しんで生きる!
サンクジャパンが創業以来ずっと言っているフレーズが「楽しむ」と言うこと。
来ましたよー,みなさん!
ごきげんな時代が。
より楽しむことにリソースを割ける幸せがそこにあります。
目一杯楽しみましょう!
今日のお話はここまで。
それではみなさん!
ごきげんな毎日を!
そして、楽しい景色をデザインしましょう。
シミズキミヒコ
Comments