工事現場では、どうしても様々な廃材(端材)が生まれてしまいます。
サンクジャパンでは、そんな廃材(端材)をオフィスの前に並べて、近隣の方々に自由に持ち帰ってもらえるようにしています。
ここに並ぶ廃材(端材)はサンクジャパンのものだけでなく、東京都板橋区にある家具製作会社「八槻木工所」さんで出た廃材(端材)も含まれます。
木材に限らず、割れ等を想定してあらかじめ余分に発注していたタイルなど、多い時にはかなりバリエーション豊かな廃材(端材)が並んでいます。
サンクジャパン本社オフィス前を通った際には、是非、一度手に取ってみてください。
サンクジャパンのスタッフも廃材(端材)を利用したアップサイクルを実践しています。例えばこのペン立ては、「八槻木工所」さんの廃材(端材)を使って作りました。
当たり前に捨てられてしまう廃材(端材)であっても、別の用途として活躍できる機会はあるのです。
今回はサンクジャパンが廃材(端材)を利用して行っている取組みや、廃材をきっかけにした地域の方々との交流を紹介いたします。
「エコカラット」を使用したコースター
サンクジャパンが運営するシェアキッチン型レストラン「shitagoya」のコースターをご覧になったことはありますか?
冷たいドリンクが入ったグラスの下に敷かれ、グラスに付いた水滴を吸着してくれるこのコースターも、実は廃材(端材)を利用して作られています。
使用している素材は「エコカラット」。日本の伝統的な素材と最新技術を組み合わせて生まれた素材です。
普段はリビングやキッチン、トイレなど、室内の壁仕上げに使用する素材で、その一番の特徴は、空気を通す微細な孔(あな)が無数にあることです。
この孔により、室内の吸湿や防臭、有害物質の吸着・低減などの効果が期待できます。
「エコカラットコースター」の作り方
「エコカラット」の廃材(端材)を使用したコースターは、サンクジャパンのノベルティとしても各所で配布しています。
このコースターがどのようにして造られているのか、その作り方を紹介します。
①コースターがグラスを置くのにちょうどいいサイズになるように、「エコカラット」に鉛筆で線を引く。
②線に沿ってカッターを入れ、何回か切れ目をなぞる。
③切れ目に沿って、手で折る。
④サンドペーパーを使って、角を削る。
⑤100円ショップ等で購入できるクッションゴム(涙目)を取り付ける。
どうですか? 簡単でしょ?
硬い反面、加工はそこまで難しくない「エコカラットコースター」の完成です。
誰でも簡単に作れるので、サンクジャパン本社前に「エコカラット」が並んだ時には、是非チャレンジしてみてください!
「どろんこの王様」にも、廃材(端材)をご利用いただきました!
先日、サンクジャパン本社近くの「富士見公園(蕨市)」で、毎月第3土曜日に行われている「どろんこの王様」にもサンクジャパンの廃材(端材)を提供させていただきました。
小さな子どもは木材の上でピンポン玉を転がして遊んだり、小学生は木材に自由に絵を描いたり。子どもたちの発想には、いつも本当に驚かされます。
夏休みの自由工作やDIY、地域活動にも、サンクジャパンの廃材(端材)を使ってみませんか?
もし、廃材(端材)を使って何か作ったときには、是非「#39廃材リサイクル」とつけてSNSに投稿してください。
スタッフ一同、その作品が見れることを楽しみにしています!
廃材(端材)であっても、必要としている誰かにとっては価値ある宝
私たちサンクジャパンは、「人の笑顔を生む建物」を造っています。
その現場で出た廃材(端材)を会社の前に並べたら、持ち帰って趣味のDIYや工作をして笑顔になる人たちがいます。
廃材(端材)を使った工作物を見たり使ったりして笑顔になる人もいます。
これまで何の疑いもなく処分されていた廃材(端材)で、近隣の人々の笑顔が連鎖するのです。
サンクジャパンは「埼玉県SDGsパートナー(2021年7月登録)」として2025年までに廃材(端材)の10%再利用を目指しています。
同時に、廃材(端材)を利用して生まれる「笑顔のネットワーク」も大事にしたいと考えています。
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